8月
11

スーパームーンの夜に行われたライブ”ART LOVE MOONSICK” LIVE at 青山 月見ル君想フ

Written by takashings posted on 8月 11, 2014 in ライブレポート, 音楽

Art love moonsick at moonromantic aug 11th 2014 01

8月11日。
今日はスーパームーン。
2014年最大の月が見られる今夜、
満月にちなんだイベント”ART LOVE MOONSICK“へ行ってきました。

場所はこれまた満月にちなんだ場所・”青山 月見ル君想フ“。

イベントに出演するのはピアノ、チェロ、ヴァイオリンのインストユニット・”piano trio chou-chou“とピアノロックバンド・undervárのメンバーから構成されているインストユニット・AiDHM(An instrumental Dream His,tory Music)、そして主催のバンドであるundervár

この3つのユニットと一緒に満月の夜を楽しんできました。


“青山 月見ル君想フ”のステージにはスーパームーンと同じぐらいに大きい満月が映し出されていました。
本日のイベントにバッチリと合う月にファンも見とれているようでした。

開演になると、undervár、piano trio chou-chouのメンバーが全員で登場。

最初に披露されたのはAiDHMの”宙ART“。

ロックバンドとピアノクラシックとの融合。
優しさと激しさが相まって、独特の世界が満月と融合。

曲が終わると、piano trio chou-chouのステージへ。

ピアノ、ヴァイオリン、チェロの3人組が奏でるクラシックなステージが展開される。
ステージのスーパームーンの元で演奏する3人はまさに月下の演奏会。

ライトアップも非常に凝っていて、曲に合わせた照明が時に妖艶さを魅せたり、神秘的にといろんな顔をのぞかせる。

piano trio chou-chouの優しい音色にじっくりと聴き入る人もいれば、音に体を委ねる人もいたり。

スタンディングでの演奏は初めてとのこと。
ロックファンの前での演奏は緊張しているとのことだったが、そんな風には見えず、ゆったりと彼女たちの演奏で魅了していた。

オリジナル曲「月明かりのダンス」を含む全6曲披露したpiano trio chuo-chuo。
その後は再び AiDHMの曲が演奏される。

2回目のステージは”páraLLELdé”から始まる。
Pf. MALのピアノから一気に音が広がりを見せ、ドラムから始まり、
“thrób/tiR…/”ではギターのDuranのセクシーな調べを魅せる。

ラストは”夢’ 冒EN今日”。
ピアノとギター、ベース、ドラムのバンドサウンドが主流に
ヴァイオリンとチェロが緩やかな音を添える。

インストのステージングながらも、音だけでなくプレイパフォーマンスでも、魅せていた。

ステージの展観が行われた後はピアノロックバンド・undervárのステージへ。

今までの聴き入るステージから一気にファン参加型のウェーブするステージへ。

“Instóry”、”HIKOUSEN”、”NOVUS”と彼らの得意な弾ける曲を放ち、ハートをつかむライブが始まる。
中盤戦ではじっくりと聴かせる”Dóor”、ファンを巻き込んでジャンプする”Stjörnur”につなげる。

Ba. YUTAROとVo.&Gt. Duran の2人の演奏で魅せるグルーヴ感あるステージにはあの場所にいた誰もが目を丸くさせて注目していた。

そして、終盤戦は今までのどのステージよりもパワフルな”FUNCALL”。

「上がってこい!!」と叫び、ファンをステージに上がらせて、
ライブハウス全体を巻き込んでのステージを展開。

ファンとメンバーが混在して、盛り上がりは最高潮に達したところでラストは”Söar”。
“泣いて捨てろ”の大合唱がフロアを揺さぶり、圧倒的な衝動的音楽を残してライブは終了。

だが、それだけでは満足できないファンはすぐさまにアンコールでメンバーを引き戻す。

アンコールは再びpiano trio chou-chouのメンバーを呼び込み、
undervárの”HIKOUSEN” のストリングバージョンを披露。

ロックとクラシックの融合は
激しくひずんだ音楽と愛する優しい音色が同調。
クラップもより大きくなり、再び最高潮のフロアに達して、ライブは終了。

ライブ終了後にはこのライブでのみ配布されるundervárの新曲が流れ、曲に合わせてクラップするファンが非常に印象的だった。

Art love moonsick at moonromantic aug 11th 2014 02

スーパームーンに魅せられたように、
ファンはステージで鳴らされる音に魅了され、
それぞれのリズムに酔う時間がそこにはあった。

ロマンチックな名前のライブハウス・青山 月見ル君想フにて行われた
スーパームーンにちなんだイベント”ART LOVE MOONSICK”。

現在、undervárは2ndアルバムを作成中とのこと。
確実により躍動感のある楽曲が込められることが期待できるステージングを見せつけられたので、
楽しみにせざるを得ない。

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