THE PINBALLS ライブレポート at 新宿LOFT 2015/2/24

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2015年2月24日、新宿LOFTにて「オレたちしんじゅく族」というイベントが開催されました。
「THE TOKYO」「I don’t like mondays」「GRAND STAND」というそれぞれジャンルの違うバンドが名を連ねる中、THE PINBALLSもイベントに出演しました。
今回はそのイベントでのライブのレポートをお届けしたいと思います。

暗闇にSEが差し込まれ、メンバーがステージに現れる。

気合い十分にVo.古川のギターが鳴り、ライブが始まる。
始まりの歌は、彼らのロックが十二分に詰まったナンバー「FREAKS’ SHOW」でスタート。

THE PINBALLSの轟音がフロアに響き渡り、体が自然と揺れる人も出始める。

間髪を入れず、「ten bear」になだれ込む。
ライブには欠かせないナンバーに待っていたかとばかりにサビの「1,2,3,4,5」のところでファンは手を挙げ、応える。

続いて、軽快なギターから始まる「片目のウィリー」、Ba.森下がメインボーカルを取る「yeah yeah yeah」とTHE PINBALLSのライブでは鉄板のナンバーが並ぶ。

彼らの何事にも屈しない誓いの歌「まぬけなドンキー」、スロウでゆったりとしたナンバー「樫の木島の夜の唄」とライブ中盤では彼らの激しさだけではない曲が並ぶ。メロディアスなナンバーに彼らを初めて見た人もゆったりとメロディに身を委ねる人も多かった。

ライブ終盤は今までのリズムとは一転して、彼らなりのダンスナンバー「ダンスパーティーの夜」を披露。
ブルージーな音に心を揺らす。

ダンスナンバーのあとは「激しく踊ろうぜ！！」と、Dr.石原のカウントで疾走感溢れるナンバー「サイコ」がスタート。
Vo.古川、Gt.中屋の激しいギターがフロア全体を煽る。

ラストナンバーは「真夏のシューメイカー」
今までの熱気をさらに燃やすように、フロアは赤い照明で燃やされる。

彼らなりのロックンロールをこれでもかというほどにシャワーのように浴びせたショーはあっという間に終了した。

ステージを去る時に古川が大きく右手を力強く挙げていたのがとても印象的だった。
ライブ中には時にのどを振り絞って叫ぶ時もあり、スロウナンバーでは風景を浮かばせるほどの説得力を持って歌っていた。
その右手には彼の自信に満ちた感情が込められていたのではないかと感じた。

3月11日にはバンドのキャリアでは2枚目となるLP盤「THE PINBALLS」が発売される。
初のフルアルバムをアナログ化した内容だが、デジタルではなく、彼ら自身がかっこいいと自信を持って世に出すアイテムとなっているに違いない。

【THE PINBALLS LIVE 2015/2/25 ＠新宿LOFT セットリスト】

1. FREAKS’ SHOW
2. ten bear
3. 片目のウィリー
4. yeah yeah yeah
5. まぬけなドンキー
6. 樫の木島の夜の唄
7. ダンスパーティーの夜
8. サイコ
9. 真夏のシューメイカー

THE PINBALLS
THE PINBALLS
カテゴリ: Rock

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