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undervár ライブレポート at 下北沢GARAGE 2013/11/25
11月25日、下北沢GARAGE。
undervárのライブが行われた。
今回はオープニングアクトとして2バンドの演奏があったり、アコースティックの演奏があったりと、バラエティに溢れたライブだった。
Duran、○貴によるアコースティックライブ
開場してすぐにDuranと○貴によるアコースティックライブが始まった。
バンドサウンドとは違い、2人でゆっくりとしたメロディを紡いでいた。
激しさよりも安らぎ。そんな雰囲気でアコースティックライブが行われた。
全3曲の演奏だったが、ラストのNOVUSのピアノとDuranの透き通った声はとてもキレイだった。ゆったりとしたスローでメロウなバージョンは胸にじんわりと染みてきた。
THE GOOD HOPE、Bettiによるオープニングアクト
今回のライブではオープニングアクトを1ヶ月程前から事前に募集するというなかなかないものだった。
そして、この2バンドが演奏することになる。
THE GOOD HOPEはパンクロック色が強く、熱い演奏が披露された。
そして、Bettiはギターロックバンド。雰囲気が良く、熱い演奏の後に、じっくりと聴かせるライブをしてくれた。
それぞれのバンド4曲ずつ、どれも短い時間だったが、undervárのライブとは違うスタイルのライブで非常にいい時間だった。
FUNのCALLに湧く(沸く)、undervárの熱すぎるライブ
SE・UNiDENTiFiEDが流れると、○貴のみステージに上がる。
アコースティックライブでも演奏された、○貴のNOVUSの流れるピアノの旋律から始まる。
ピアノの音が流れる中、続々とメンバーが入ってきて、火薬が爆発するように、ハイテンションで演奏が始まる。
今回のステージはメンバーそれぞれが横一列に並んで演奏するというスタイルで始まったのが今までにないスタイル。
Instóryが始まると水を得た魚のように、オーディエンスは跳ねる!
ライブでは恒例の「僕 Duran」のもころは、○貴が「僕 ○〜♪」とフェイクをかます(笑) 調子に乗って何度もやっていると、急に再開して慌てる○貴が面白かった。
インストナンバー・C.R.Oに入ると、Duranと○貴の掛け合いが始まる。
ウイスキーが似合う、大人のムードを醸し出すギターがたまらなかった。
じっくりと聴かせた後はDóorで、真っ直ぐな音を響かせる。ひたすらまっすぐ。ひたすら。
次は福島有、YUTAROのインストセッション。
C.R.Oの時とは対照的に、激しいロック轟音が響く。ドラムは激しくて、体全体で鳴らしてるようでかっこ良かった!
何度も転調を重ね、そのままFUNCALLへ。
YUTAROも次はFUNCALLだよ!とオーディエンスを煽って、また会場は大いに湧く!
○貴もイスに立ちながらイントロの流れる旋律を引き倒す!
そして、ドラムのソロから始まるHIKOUSEN。
クラップが自然と始まり、サビに向かって一気に空に飛んで行くようにテンションがますます上がって行く!!
全てを出し切ってください、オレたちも全て出し切るので!のMCを口火を切って、ラストはSöar。
最後の「泣いて捨てろ!!」は全員で合唱して、会場は大きな円になった。
あっという間の時間。
横一列に並んだメンバーは誰もがフロントマンのようだった。
それぞれがそれぞれの音で独立をしていて、混雑する音の中でもそれぞれがちゃんと存在感のある音を鳴らしていた。
会場は本当に沸いた。
1人1人の声が、挙げる手が、ジャンプする人が。
それぞれがそれぞれの喜びを胸に、思いのままに楽しさを鳴らしていた。
もちろん、メンバーも同じだ。
こんな夜はなかなかない。
季節はもう冬になったが、あの空間だけは夏以上の熱気で溢れていた。
・SET LIST
- NOVUS
- Stjörnur
- Instóry
- C.R.O(Duran & ○貴)
- Dóor
- Drums & Bass Session(福島有 & YUTARO)
- FUNCALL
- HIKOUSEN
- Söar
UNiDENTiFiEDposted with amazlet at 13.11.25undervár
ART LOVE MUSIC (2013-08-28)