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THE PINBALLS、2マンライブレポート at 下北沢Daisy Bar in 2014/4/19
THE PINBALLS×The next! Liddell 1974の2マンライブが下北沢Daisy Barにて行われた。
今回は熱狂が渦巻いたライブレポートをお届けしたい!
場所はこの春で9周年を迎えた下北沢Daisy Bar。
今回の2マンライブはその9周年を記念したライブ。
盛り上がることを前からわかっていたかのように、フロアを動くのにも困難なほどフロアには多くのファンが詰めかけていた。
熱のこもったフロアに轟音のSEが鳴り響き、メンバーがステージに姿を現す。
SEの中、friendly gently ghostでライブは幕を開ける。Vo.&Gt.古川のギターが空気を切り裂き、ライブの始まりを告げる。
会場は一気に彼らのロックで染まる。
続くサイコ、ten bear(s)とTHE PINBALLSお得意のナンバーでフロアを揺らす。
yeah yeah yeahではオーディエンスのクラップで会場の一体感を増し、彼らの勢いを加速させる。
轟音だけではなく、唄心溢れる彼ら側面を持つナンバー・ニューイングランドの王たちでは古川の真っ直ぐな瞳で鳴らす音が印象的だった。
後半戦はcarnival comeで始まる。
じっくりと聴かせるナンバーから一気に踊る曲にシフト。
Gt.中屋のソロでは縦横無尽に歪ませたギターでフロアを揺らす、揺らす。
deep sea songではBa.森下のガツンとしたベース音を効かせたナンバー。「瞬間を くれ くれ 振動を」の歌詞の通り、鳴らせば鳴らす程、オーディエンスはさらに熱狂する。
悪魔は隣のテーブルにではギタートラブルがあったが、それを追い風に変え、パフォーマンスでさらに盛り上げ、さらに会場を燃え上がらせていた。
ラストのプリンキピアでは、うるさい彼らの最後のパフォーマンスを魅せる。
どうだ?これが俺達のロックンロールだ!という気持ちが詰まった音でライブハウスの至るところまで染める。
熱狂の中、オーディエンスは彼らを帰すはずもなく、アンコールのクラップがすぐに始まる。
アンコールはICE AGEといつものライブでは披露されない彼らの切り札を用意する。
中屋のギターの汽笛が鳴り、会場は歓声を上げる。
うるさい彼らのロックを十二分に見せつけていた。
終演後、彼らに対しての拍手は鳴り止むことはなく、THE PINBALLSのロックで燃え上がった証明がそこにはあった。
THE PINBALLSにとっては初めての2マンライブということで、いつもとは違うライブだった。
だが、披露された13曲には彼らのクールさ、唄心が溢れるナンバー、うるさいナンバーと全ての魅力が詰まっていたと感じるライブだった。
夏の花火のように、一瞬の出来事のようなライブだった。
あっという間に終わってしまう。
例え、2マンライブのようにいつもよりも長いライブだとしても。
ずっと見ていたい!!そんな風に改めて感じてしまうライブだった。
次のライブはもっと楽しいんだろうな、と期待してしまうライブ。
ライブが終わっても、冷めない体の熱がその気持ちを物語っていた。
・SET LIST
1. friendly gently ghost
2. サイコ
3. ten bear(s)
4. yeah yeah yeah
5. 片目のウィリー
6. ニューイングランドの王たち
7. 蜂の巣のバラード
8. carnival come
9. deep sea song
10. アンテナ
11. 悪魔は隣のテーブルに
12. プリンキピア
EN. ICE AGE
ONE EYED WILLY
THE PINBALLS
カテゴリ: Alternative