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THE PINBALLS、ライブレポート at 下北沢Daisy Bar in 2014/5/17
どうも、@takashingsです。
Droog TOUR 2014 ~地獄めぐり~の初日が下北沢Daisy Barにて行われました。
そのライブに対バンとしてTHE PINBALLSが出演しました。
Droogとは対バン経験もあり、お互いに刺激し合っているバンド。
その熱いライブレポートをお届けしたいと思います。
今回のライブはソールドアウトのため、フロアは超満員。
フロアを移動するのが困難な程。
THE PINBALLSのライブ前にはステージ前方に人が多く詰めかけていた。
会場の照明が消え、SEが鳴り響き、メンバーが登場。
SEが爆音が鳴る中、Vo.&Gt. 古川のギターが空を切り裂く。
その瞬間にSEが止まり、一瞬にして独特の緊張感が支配する。
“friendly gently ghost”でTHE PINBALLSのショーが始まる。
うるさい彼らにとっての始まりと言えばこの曲という風にも思える定番の曲になった。
今日のライブももちろん、彼らはうるさく叫び、会場を沸かせる。
続いて初期のナンバー・”サイコ”、”ten bear”、”yeah yeah yeah”と馴染みのある曲で一気にたたみかける。
下北沢Daisy Barはこの4曲だけでも充分に熱すぎる。
だが、そんなことを感じていないかのように、ファンの目は確実にキラキラしながら手を挙げ、声を上げる。
3rdミニアルバムのリード曲にもなっている”片目のウィリー”では爽やかながらも、彼らの根底に流れているメロディアスなセンスが胸を打つ。
次はうるさいだけではない彼らのミディアムテンポナンバー・”ニューイングランドの王たち”。
彼らの真っ直ぐな歌に込められた気持ちがじんわりと染みこんで来る。
“protect her, St. Christopher”では古川の妹が海外に行く際に贈ったお守り代わりの曲という逸話もMCでは話していた。
そのエピソードを聞くとまた違う風に聞こえ、実際に誰かを思い浮かべ、その光景もライブのシーンとリンクするようだった。
ライブの後半戦は彼らの激しく、うるさい勢いが戻ってくる。
Gt.中屋のソロが暴れる”carnival come”、Ba.森下のイントロベースがガツンと響く”アンテナ”と一気に騒がしくなる。
“悪魔は隣のテーブルに”、”プリンキピア”と力強いナンバーで爪痕を残すかのように、彼らのロックンロールが鳴り響く。
激しく、うるさく。
彼らのロックンロールがひたすらまき散らされる。
そのまき散らされたロックンロールはフロアを熱くさせた。
古川の左手が力強く挙がっているのは「俺達のロックをぶっ放してやったぜ!」と勝ち気な思いの表れだろう。
ライブ中にも何度も楽しい、もっと楽しもうぜと叫んでいたのが印象的だった。
あの日にフロアにいた人はTHE PINBALLSの熱い瞬間の目撃者。
あの熱いロックにやられた人もいたのではないだろうか。
【THE PINBALLS 5/17 SET LIST】
- friendly gently ghost
- サイコ
- ten bear
- yeah yeah yeah
- 片目のウィリー
- ニューイングランドの王たち
- 蜂の巣のバラード
- protect her, St. Christopher
- carnival come
- アンテナ
- 悪魔は隣のテーブルに
- プリンキピア
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THE PINBALLS
カテゴリ: Alternative
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