20
THE PINBALLS ライブレポート at 下北沢CLUB QUE in 2014/6/19
@takashingsです。
2014年6月19日、ロックバンド・THE PINBALLSが盟友でもあるバンド・J.P.Nayutaのレコ発ライブに出演しました。
また、今回はTHE PINBALLSのベースでもある下北沢CLUB QUEでのライブということもあり、彼らのストイックさが表れたライブでした。
今回はそのライブのレポートをお届けしたいと思います。
いつものSEが鳴り響き、紳士的にステージに登場するメンバー。
青い照明に照らされて、鳴り響くのは”蛇の目のブルース”。
いつもの激しさとは違うゆったりと揺らされるナンバーから始まる。
Gt.中屋はライブバージョンとしてリアレンジされたうねりをあげるギターソロが会場の熱を上げる。
ギターの汽笛が鳴り響き、彼らの特徴であるうるさいロックンロールを象徴する”ICE AGE”が始まると、彼らのエンジンが一気にかかる。
続く”ten bear”、”deep sea song”とTHE PINBALLSのライブでは欠かせないナンバーが並ぶと、オーディエンスは待っていたとばかりに、手を上げそれに応える。
中盤のアクセントとして、うるさい彼らとは対照的なナンバー”ニューイングランドの王たち”、”蜂の巣のバラード”が披露されると、会場はVo.&Gt.古川の歌声に揺らされる。
バラード曲が終わると一転、THE PINBALLSのロックの銃弾が再び放たれる。
疾走するナンバー”サイコ”が始まると、続々と会場に入ってくるオーディエンスを盛り上げる。
間髪入れず、Ba.森下の重低音から始まる”アンテナ”が始まると、会場はさらに熱気を上げる。
Dr.石原の跳ねるドラムのナンバー”悪魔は隣のテーブルに”では、語りかけるように、力強い古川のボーカルが印象的だった。
ラストは”片目のウィリー”がライブの終わりへと誘う。
いつもはライブの中盤で披露されることが多いこの曲がラストに披露される。
MCもなく、彼らのストイックなライブは風のようにあっという間に過ぎ去っていった。
今回は盟友のためのライブということなのか、彼らは言葉よりも熱いロックを残してステージを去って行った。
その立ち去る姿は明らかにロックンロールを纏っていた。
普段ではあまり披露されない曲もあったり、いつもとは違うTHE PINBALLSらしさが垣間見えたライブだったと思う。
ただ突っ走るだけでなく、中盤ではしっかりと聴かせる曲もあり、初めて彼らを見たオーディエンスも十分に楽しめるようなバラエティに富んだセットリストでもあった。
あまりMCのない彼らのライブだが、今回のライブはTHE PINBALLSのストイックさが前面に出ていたライブだった。
次の新譜のためのレコーディング中である彼らの次のステップが見えたライブだった。
次回のライブではぜひ新曲を期待したいところだ。
【THE PINBALLS 6/19 LIVE @下北沢CLUB QUE SETLIST】
- 蛇の目のブルース
- ICE AGE
- ten bear
- deep sea song
- ニューイングランドの王たち
- 蜂の巣のバラード
- サイコ
- アンテナ
- 悪魔は隣のテーブルに
- 片目のウィリー
ONE EYED WILLY
THE PINBALLS
カテゴリ: Alternative