THE PINBALLS、初のフルアルバム「THE PINBALLS」が9月17日にリリース！彼らのロックという魔法がかけられたアルバム

9月
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THE PINBALLS、初のフルアルバム「THE PINBALLS」が9月17日にリリース！彼らのロックという魔法がかけられたアルバム

Written by takashings posted on 9月 16, 2014 in THE PINBALLS

どうも、@takashingsです。

ロックバンド・THE PINBALLSの初のフルアルバム「THE PINBALLS」が9月17日にリリースされました。
初のフルアルバムはセルフタイトル。そのタイトルにふさわしく、彼らの今の全てがここに詰まっています。

THE PINBALLSのロックという魔法をかけた渾身の1枚

“THE PINBALLS”は以下の12曲が収録されています。

カルタゴ滅ぶべし
FREAKS’ SHOW
冬のハンター
way of 春風
(baby I’m sorry)what you want
農園の婚礼
真夏のシューメイカー
プリンキピア
漁船の唄
fall of the magic kingdom
樫の木島の夜の唄
まぬけなドンキー

攻撃的でまるで鈍器に殴られたようなサウンドの「カルタゴ滅ぶべし」からアルバムは始まる。
ライブでは既に披露されている「FREAKS’ SHOW」や再録曲の「(baby I’m sorry)what you want」「プリンキピア」やYoutubeで先行公開されている疾走感溢れる「真夏のシューメイカー」など全12曲が並んでいる。

この12曲というのは1年を指している。

3曲目の「冬のハンター」、4曲目の「way of 春風」、7曲目の「真夏のシューメイカー」、10月の「fall of the magic kingdom」と季節を意味する単語がそれぞれ並んでいる。

THE PINBALLSというバンド名を冠した初のフルアルバムはまさに今の彼らの全てを詰め込んだと言っても過言ではない。

彼らの得意とするいわゆるうるさいロックだけではなく、「way of 春風」のようなポップなメロディを含めた曲もあり、バンド史上初の試みであるインストナンバー「農園の婚礼」も収録されている。
そして、短い曲が多い彼らには珍しい「樫の木島の夜の唄」では6分と長い曲になっていて、「fall of the magic kingdom」では退廃的なロックンロールを鳴らす。

1作目の「ten bear(s)」では彼らの自己紹介的なアルバム。
2作目の「100 years on spaceship」では彼らの想像する世界を広げた意欲作。
3作目の「ONE EYED WILLY」は彼らの原点ながらも、彼らの想像する新しい指針を打ち出した。

少しずつだが、THE PINBALLSのサウンドは芯がありながらも、確実に拡がっている。

“THE PINBALLS”で表現されているのは、彼らなりに昇華したロックンロールの世界と最大の武器だ。

決して派手ではなく、シンプルながらも、唄心溢れる彼らのロックンロール。

それが”THE PINBALLS”だ。

特に「真夏のシューメイカー」はアルバムの中でもそれが如実に表れている曲だと思う。
シンプルながらも、鋭い、彼らのライブには欠かせないキラーチューンになると確信している。