プログラミング未経験者・初心者にオススメ！Swift書籍「たのしいSwiftプログラミング」

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Swiftは割と新しい言語で、ネットにも情報があるのですが、勉強する時には参考書が良い時もあります。

自分がSwiftを勉強した時に参考にした書籍がこの「たのしいSwiftプログラミング」です。
この書籍が発売された時期にはあまりSwift関連書籍が発売になっていなかったので、この本を買いました。

プログラミング未経験者・初心者はプログラミングの基礎がきちんと学べます

この本の対象は「プログラミングはやったことないけど、自分でもiOSアプリを作ってみたい！」という人向けに書かれた書籍です。

なので、これに当てはまる人はこの本は買いだと思います。

プログラムの基礎なる変数、型はもちろん、クラス、構造体、配列、さらにはSwiftでは重要になってくるオプショナル型についても解説されています。

この解説部分はこの本でも多くページを割いているPART3の「Swiftの文法を学ぼう!」
Xcode6の機能・Playgroundという簡単なプログラミングを書くことができる機能を使ってプログラミングのいろは、Swiftの基礎を学べる章になっています。
全体の約3割ほどこの部分に割いていますので、プログラム未経験者、初心者でもここの部分を読めば、Swiftの基礎とプログラミングの基礎をきちんと学べると思います。

また、この書籍の特徴として、口語的な文体で書かれているのも特徴。
プログラム関連の書籍は難しい言葉だったり、新しい単語が出てくると嫌になってくる人も多いはず。

ですが、わからない単語も簡単な言葉に砕いて説明してくれたり、口語体で書かれているので、マンツーマンでプログラムを教わっている感じがします。

プログラミングの勉強を断念する人の多くは難しい言葉や概念が出てくると、理解できずに辞めてしまう人が多いと思いますが、この本ではその部分は安心して学べるのではないかと思います。

あと、基礎もしっかり学べることプラス、その先の突っ込んだ内容も掲載されています。

今のiOSアプリではほとんど実装されているネットワーク接続の実装（PART 6、7）に触れています。
そして、テーブルビューのセルのカスタマイズにも触れていて、独自のUIを構築する基礎も学べます。
ネットワークを使った内容のアプリは作ったという達成感を感じられると思うので、ベストかと思います。

書籍でわからないことがあれば、補足でYoutubeのリンクも付いていたり、書籍で実装されたサンプルコードもネット上からダウンロードできるので、初心者にも手厚い一冊となっています。

個人的にはSwiftの基礎部分をこの本で学べたのはすごく助かりました。
既に知っていることも多かったですが、Swift上でのルールについてもきちんと書かれているので、こういうことなのか…とコードを書きながら学ぶことができました。

AutoLayout、Storyboardを学びたい人はこの本は向かないかもしれない…

この本はあくまでもプログラミング未経験、初心者を対象としている書籍なので、割とコードを書いて学ぶというのが主流になっています。

なので、今のiOSアプリではほぼ必須と言っていいほどのAutoLayoutについては簡単にしか触れられていません。
コードを書くというのがメインなので、仕方ありませんが、この部分でくじけそうな人がいそうなので、ちょっともったいないかなという気もします。

あと、個人的にはStoryboardについてももう少し詳しく書いてあればいいかもしれない、と思いました。

コードを書かずにStoryboardでできることはStoryboardに任せた方が良いかな、と思うところがあり、プログラムに反する部分ではありますが、このあたりも丁寧に解説されていたらいいなー、と思いました。

書籍全体で約300ページと割と分厚い書籍ではありますが、Swift（特にプログラミング未経験者）の基礎を学びたいという人にはオススメです。

また、書籍だけではなく、iOSアプリとしてもリリースされているので、iPadを持っている人は持ち歩きに便利かと思います。
（お値段も書籍に対して安価になっているというのもあるので）

【目次】

PART 1 Swiftで始めよう!
1-1 Swift登場! iOSプログラミングを始めるチャンス!
1-2 Swiftの凄さをPlaygroundで体験!
1-3 iOSプログラミングを始めるための準備
1-4 SwiftとCocoa touchフレームワーク
1-5 この本の読み方

PART 2 Playgroundで遊ぼう!
2-1 Playgroundで手早く実験!
2-2 Playgroundで計算をしよう!
2-3 Playgorundでグラフを表示しよう!
2-4 Playgroundで文字列を操作しよう!
2-5 Playgroundで画像を表示しよう!

PART 3 Swiftの文法を学ぼう!
3-1 文法を学ぶということ
3-2 変数
3-3 型
3-4 演算子
3-5 文字列
3-6 配列と辞書
3-7 制御文
3-8 関数
3-9 クロージャ
3-10 クラスと構造体
3-11 プロパティ
3-12 メソッド
3-13 継承
3-14 オプショナル型

PART 4 ボタンを使おう!
4-1 いよいよアプリを作るぜ!
4-2 新規プロジェクトを作成しよう!
4-3 プロジェクトウインドウの使い方
4-4 画面のデザインをしよう!
4-5 デザインとプログラムをつなげよう!
4-6 プログラムを実装しよう!
4-7 実行してみよう!

PART 5 テーブルを使おう!
5-1 テーブルというインタフェース
5-2 Playgroundでテーブルを使ってみよう!
5-3 Swift Newsプロジェクトを発動せよ!

PART 6 ネットワークにつなごう!
6-1 PlaygroundでWebページにアクセス!
6-2 同期と非同期という考え方
6-3 NSURLSessionでダウンロードしよう!
6-4 Swift Newsにネットワークアクセスを組み込め!

PART 7 ニュースを読み込もう!
7-1 ニュースをどうやって取得する?
7-2 RSSのXMLを解析しよう!
7-3 JSONでやってみる?
7-4 Swift Newsにニュース読み込み機能を組み込め!
7-5 ニュースの詳細を表示しよう!

PART 8 TwitterとFacebookを使おう!
8-1 iOSがTwitterとFacebookをサポートしてくれる
8-2 アカウントの設定をしよう!
8-3 Socialフレームワークを追加しよう!
8-4 Twitterに投稿しよう!
8-5 Facebookに投稿しよう!

PART 9 もっといろんな機能を付けよう!
9-1 セルにもっと情報を表示しよう!
9-2 複数のニュースサイトに対応しよう!
9-3 セルに画像を表示しよう!
9-4 最初のセルの表示を変えよう!

PART 10 さらに先へ進もう!
10-1 もっと色んなCocoa touchのクラスを使おう!
10-2 色んなフレームワークを使おう!
10-3 プログラミング解説のサイトを参考にしよう!
10-4 人の真似を恐れるな!

引用：たのしいSwiftプログラミング―[iOS 8&Xcode 6対応]

たのしいアプリプログラミング 〜 Swiftで始めよう！
カテゴリ: ブック, 教育
販売元: HMDT Co., Ltd.

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