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THE PINBALLS ライブレポート at 渋谷TSUTAYA O-nest 2015/7/16
7月16日、台風が日本に来ている中、東京・渋谷TSUTAYA O-nestにてTHE PINBALLSがコンテンポラリーな生活とのツーマンライブを開催した。
嵐を目の前にしたライブのレポートをお届けしたい。
開演時間を5分ほど過ぎ、SEの「Have Love Will Travel」が流れると、ステージへメンバーが登場し、ファンは拍手で迎える。
1曲目は彼らの代表曲「アンテナ」でライブが始まる。
フロアの人全てに向けての名刺代わりのロックナンバーを切り出す。
Ba.森下が「俺たちがTHE PINBALLSだ!!」と叫ぶと何かの合図のように熱気が上昇する。
そして「冬のハンター」「FREAKS’ SHOW」と、ただひたすらストイックにロックンロールナンバーを放つステージにファンは手を挙げ、それに応える。
さらに「お前らに最高のロックを見せてやる!」と煽り「劇場支配人のテーマ」が披露されると、一気に会場の熱気が増す。
ライブ中盤では「ニューイングランドの王たち」「まぬけなドンキー」と激しさとは対照的なゆったりとしたナンバーで固め、彼らの特徴でもある唄心溢れるメロディーを聞かせる。
後半戦は「真夏のシューメイカー」「悪魔は隣のテーブルに」と疾走感溢れるロックンロールナンバーで暴れる。
Vo.古川の「暴れまくろう!!ぐじゃぐじゃになって帰ろうぜ!!」と近づいている台風の勢いにも負けないシャウトで「carnival come」をぶちかまし、ファンの熱気をさらに上昇させ、それまで蓄積されたパワーを放つようにラストは「ten bear」で幕を閉じた。
言葉数は少なく、ただひたすら彼らのロックナンバーのマシンガンを打ちまくるライブ。
だが、終始ライブを楽しんでいるメンバーの顔が印象的だった。
THE PINBALLSは7月22日に発売されるアニメ・ニンジャスレイヤーのコンピレ一ションアルバムに参加。同アニメの3話のエンディングテーマにも起用された新曲「劇場支配人のテーマ」が収録される。
彼らの今の熱気と勢いが十二分に詰まっている新曲をぜひチェックしてほしい。
【THE PINBALLS LIVE 2015/7/18 @渋谷TSUTAYA O-nest セットリスト】
- アンテナ
- 冬のハンター
- FREAKS’ SHOW
- 劇場支配人のテーマ
- 片目のウィリー
- 蛇の目のブルース
- ニューイングランドの王たち
- まぬけなドンキー
- way of 春風
- 真夏のシューメイカー
- 悪魔は隣のテーブルに
- carnival come
- ten bear
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