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THE PINBALLS 新アルバム「ONE EYED WILLY」リリース!進化した彼らのロックが凝縮された1枚

Written by takashings posted on 11月 13, 2013 in THE PINBALLS

2013年11月13日、ロックバンド・THE PINBALLSの3rdミニアルバム「ONE EYED WILLY」がリリースされました。

前作「100 years on spaceship」の発売から約1年半ぶりの音源であり、彼らにとってはレーベルを移籍後の第1弾のミニアルバム。
THE PINBALLSを長い間見てきた自分が断言する。

確実にこのアルバムはカッコイイ。聴いたあなたを裏切らない。

今作は今までのTHE PINBALLSとは思えないほど攻めの姿勢が強い。

その勢いは1曲目の「friendly gently ghost」からすぐに感じ取れる。
THE PINBALLSにとっては久し振りの英語詩をヘヴィなサウンドに乗せてVo.&Gt. 古川が高らかに叫ぶ。
まるで闇の中から目を覚ました吸血鬼が暴れ出すような。彼らのアルバムの1曲目にふさわしい。

そして今ではライブでは定番となった「carnival come」に続く。
古川のギターから始まり、じりじりと燃えていく彼らのビート。
サビの「carnival day」のシャウトは燃えそびれていたロック魂をも滾らせる。
そして、間奏のGt. 中屋のソロが攻撃的で心が震える。
この曲なくして、今の彼らのライブは語れないと言う程燃える曲。

3曲目はリード曲かつ、アルバムのタイトルでもある「片目のウィリー
軽快なロックサウンドで彼らの中でもキャッチーなメロディをセレクトしている。
THE PINBALLSのサウンドは進化したその答えの形の1つでもある。
MVがYoutubeに公開されているので、ぜひチェックしてみて欲しい。

彼らが昔からライブでしか披露していなかった「蛇の目のブルース」も今作には収録している。
メロディ、歌詞は昔から変わらないものの、演奏面では確実に成長している。
特にBa. 森下のベースが心地よく、ゾクゾクする。今作の中でのいいアクセントになっている。

5曲目「deep sea song」では彼らには珍しい4ビートロック。
ライブでは確実に踊れる曲。この曲ではぜひDr. 石原のドラムを聴いて欲しい。
4ビートながらも激しく、重いドラムのビートがビッシビシ伝わってくる。

protect her, St.Crhristpher」では今までのTHE PINBALLSにはないタイプの曲。
1つのストーリーのような歌詞が展開されている。
ドライブに最適なナンバーだ。ギターのリフが心地よく耳にスーッと馴染んでくる。

ラストは「蜂の巣のバラード」で締めくくる。
最後は彼らのルーツであるガレージサウンドを打ち鳴らす。
ゆったりとしたダンスナンバー。どこか懐かしい感じをにおわせる彼らの得意のロックだ。

3作目にして、彼らのロックはまた新たなところに到達したと感じた。
それは正しい進化であると思うのだ。

それは今作は確実にライブで聴きたいと思えるからだ。

彼らの輝く場所はライブだ。
その輝ける場所で聴きたいと思えないのであれば、彼らは確実に退化している。

だが、心が躍るこの7曲はどれも聴きたい。
この肌で感じたい。この身体で体感したいのだ。
胸をわくわくさせる。今作はそう思わせる要素を秘めている。確実に彼らをカッコイイと思わせる1枚だ。

レコード店で視聴機があったなら、ぜひ視聴して欲しい。

裏切らない。THE PINBALLSは確実に裏切らないはずだ。
ぜひチェックして欲しい。
そして、その心が少しでも震えたのであれば、この音をライブハウスで体感して欲しい。

ライブハウスでもTHE PINBALLSは確実に裏切らない。いや、裏切るわけがない。

THE PINBALLS「ONE EYED WILLY」収録曲

01. friendly gently ghost
02. carnival come
03. 片目のウィリー
04. 蛇の目のブルース
05. deep sea song
06. protect her, St. Christopher
07. 蜂の巣のバラード

ONE EYED WILLY
カテゴリ: Alternative

ONE EYED WILLY
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・関連リンク
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