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Pay money To my Pain 新曲「Rain」が映画「赤々煉恋」の主題歌に決定
2012年末に急性心不全でこの世を去ったボーカリスト・Kの所属したバンドPay money To my Painの新曲「Rain」が映画「赤々煉恋」の主題歌に決定しました。
新曲「Rain」は制作途中だったアルバム用に最後に録音された曲ということもあり、
ファンとしては待望の新曲となります。
この映画の主人公は、自殺をし、肉体を持たない存在になってしまった少女・樹里。
彼女は死んでからも家や学校、街を彷徨っている。誰からも見られない「透明な存在」になってしまった樹里はなぜ自分で死を選んでしまったのかを考え続ける。
樹里は生前には見えなかった不気味な怪物を目撃するようになっていた。彼女が「虫男」と呼ぶそれは、心が弱った人間に取りつき、自殺をするように誘導する死神のような怪物だった…
映画は「赤々煉恋」という短編集の中の「アタシの、いちばん、ほしいもの」が原作となっています。
Rainは映画のトレーラーの後半で視聴することができます。
自分の弱さと向かい合い、それを乗り越えようとする内省的な歌詞が映画のストーリーとマッチして、ドラマチックに映画を盛り立てている。
と公式サイトには記載があり、歌詞の内容の背景が綴られています。
切なさを織り込んだスローテンポの曲はK不在の中、レクイエムのようにも聞こえます。
なお、既発曲のHomeも挿入歌に決定しています。
こちらもスローナンバー。
映画を盛り上げる場面に使用されるようです。
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Pay money To my Pain
カテゴリ: Alternative
そして、劇中の音楽はPay money To my PainのベーシストT$UYO$HIが担当。
ハードロックバンドと映画とのコラボレーションというのは珍しいので、ファンならずとも音楽面でも注目ポイントではないかと。
個人的にはサントラのリリースが待ち遠しいです。
おそらく新曲も収録され、原作を基にしたコンセプトサウンド集のような形で聴き応えのある1枚になると思っています。
映画公開は2013年としていますが、詳細な公開日は未定。
これからの続報が待たれます。
▶赤々煉恋 公式サイト
▶Pay money to my pain