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映画「キングスグレイブ FF15」に登場する世界に1台・5000万円の車「The Audi R8 Star of Lucis」に乗ってきた!
ゲーム「ファイナルファンタジー15」の前日談を描いた映画「キングスグレイブ ファイナルファンタジー15」の劇中に登場する公用車「The Audi R8 Star of Lucis」が実際に発売されることが先日発表されました。
その車が世界で限定1台、価格が「5000万15円」ということでも話題となっています。
その「The Audi R8 Star of Lucis」のプレス向け内覧会が2017年11月17日に開催され、お邪魔させていただきました。
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「The Audi R8 Star of Lucis」に乗ってきました!
場所はアウディ 芝浦。
入り口のドアを開けると「The Audi R8 Star of Lucis」が登場。
アウディが持つ高級感がこちらに伝わってきます。
前から見ると凜々しいヘッド。
後方から見てもフォルムが美しいです。
完璧という言葉が似合うボディです。
なんといっても一番最初に目に入ってくるのは特製のホイール。
ゲーム、劇中で使われる武器召喚をモチーフにしたデザインとなっているそうです。
もちろん、この車のためだけにデザインされているもの。
ホイールは彫刻のようにして欲しい、アート作品のような形にして欲しいと思いがそのまま反映されています。もちろん走行に耐えられるようにもなっているので、アート性と機能性が兼ね備える特別なホイールになっています。
また、紋章のような模様が随所にボディに描かれています。
これは「王家を守る紋章」というきちんとした意味があるそうです。
そして、ナンバープレートにも特別な英数字が描かれています。
この「RHS-736」というのは、
RHS:Royal Household Stocks(王室所有物)
736:新暦736年(主人公ノクティス王子の誕生年)
ゲームの舞台は新暦756年(ノクティス王子20歳の年)であり、この「The Audi R8 Star of Lucis」は王子20歳の生誕を記念して贈られるものという背景があるそうです。
そして、エンジンルーム。
鮮やかにペインティングされている赤色が見えた時には「カッコイイ」とその場にいた全員が絶賛。
また、内装は特注のカラーリングが施されています。
ハンドル、レザーシートはボディのブラックと対比したホワイトがメインで使われています。
なお、劇中では左ハンドルでしたが、今回は日本で販売されるということで右ハンドル仕様になっています。
全てを包み込んでくれそうなレザーシートは外から見ても存在感があります。
助手席側から見るとこのような形になります。
ドアを開けると、この車に乗ってみたいと思わせる雰囲気がガシッと心を掴みます。
ボディのデザインは特別ですが、ハンドルやシートなどの内装は元々完成されているデザインということで、カラーリングの変更にとどめたとのこと。
今回は特別に試乗させていただけるということで、実際に試乗させていただきました。
世界に1台、5000万円もするので、傷が付かないように細心の注意を払いながら恐る恐る乗ります。
内心はすごくテンションが高くなっていますが、顔がこわばっています。。
格別な高級車のせいか、完全に車に飲み込まれていますね。
出来ることであればこのまま公道を走ってみたいと本当に思いました。
アウディという高級メーカーというだけあって、シートはしっかりとしていて、ずっと乗っていたくなりました。実際に公道を走ったら、目を引くことは間違いないです。
ファイナルファンタジーとAudiが持つブランド・世界観がマッチした車
内覧会ではアウディジャパン株式会社 マーケティング本部本部長 ミクシェ シルケ氏と「キングスグレイブ ファイナルファンタジー15」シネマティック・ディレクター 野末武志氏が登壇して、今回のコラボレーションの経緯などを話していただきました。
こちらがスクウェア・エニックス 野末氏。
今回のコラボレーションはスクウェア・エニックス側からアウディへオファーがあったとのこと。
アウディジャパン株式会社 ミクシェ シルケ氏は「ファイナルファンタジーは世界的にも人気があり、伝統のあるゲーム。どのシリーズも技術的にクオリティが高く、常に驚きを世界に与えている。アウディも非常に高いクオリティ、細部までのこだわりがあり、未来志向を持つ部分が共通しているため、今回のオファーを快諾した」とコラボレーションを受ける経緯について話していました。
今回は映画に車が使われるというのは初めから決まっており、なぜアウディなのか?という質問に野末氏は「通常のスポーツカーでは映画には不釣り合い。高級感と日常がマッチしているアウディのスポーツカーがマッチしているのではないかと思った。また、それがぴったり似合うのがこのR8というモデルだと思う」とこだわりを語りました。
今回のコラボレーションにあたり野末氏は「時代に囚われないタイムレスな部分を表現したかった。フォルムのラインやダイナミックさも出して、細部にファイナルファンタジーの世界観を表現できた」と満足な顔を浮かべていました。
アウディジャパン ミクシェ シルケ氏は「日本で初めてのコラボレーションがファイナルファンタジー。アウディもこういうことができるんだと十分にアピールできたコラボレーションだと思う。将来は実際にアウディの車がゲームで出てくるようになったらいい」と。
それに対してスクウェア・エニックス 野末氏は「今回はファイナルファンタジーとアウディとの理念がバッチリ合ったからこそ実現できたコラボレーション。今後はより深いレベルでのコラボレーションをしてみたい」という言葉で説明会は終了しました。
この「The Audi R8 Star of Lucis」の価格「5000万15円」の15円は野末氏が決めたわけではなく、プロデューサーである田畑端氏のこだわりがあったものだとか。
また、今回の販売のアナウンスと同時に公開されたスペシャルCMについて野末氏は「普段は制作したデータは外部には出さないが、CMのシーンは映画でも使えば良かった」と嫉妬するほど素晴らしいものになっていますと太鼓判を押していた。ちなみにそのCMがこちら。
なお、「The Audi R8 Star of Lucis」は11月27日まで今回内覧会が行われたアウディ 芝浦で展示されています。試乗はできませんが、観ることはできるとのことなので、興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
そして、販売は特設サイトにて2016年11月21日(月)10:00から抽選申し込みが開始されます。
この車のオーナーは未来のルシスの王にふさわしい人が選ばれるのかもしれませんね。
購入はできないという人もぜひ特設サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
▶「The Audi R8 Star of Lucis」特設サイト
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