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映画「キャロル」の試写会に行ってきた感想。女性の哀愁と美を描いた愛の映画

Written by takashings posted on 1月 22, 2016 in 映画

Impression of carol movie

2016年2月11日(祝・木)公開となる映画「キャロル」の試写会に行ってきました。
ネタバレなしで映画の感想を書いてみたいと思います。

哀愁漂う女性2人を美しく描く芸術的映画

映画「キャロル」はケイト・ブランシェット演じるキャロルとルーニー・マーラ演じるテレーズの2人を中心として描かれる物語。

あらすじはこちら。

1952年ニューヨーク、クリスマスを間近に控えて街は活気づき、誰もがクリスマスに心ときめかせている。マンハッタンにある高級百貨店フランケンバーグのおもちゃ売り場でアルバイトとして働く若きテレーズ・ベリベット(ルーニー・マーラ)。フォトグラファーに憧れてカメラを持ち歩き、恋人のリチャード(ジェイク・レイシー)から結婚を迫られてはいるが、それでも充実感を得られず何となく毎日を過ごしていた。
そんなある日、おもちゃ売り場にキャロル・エアード(ケイト・ブランシェット)が6歳の娘リンディへのクリスマスプレゼントを探しに訪れた。テレーズはエレガントで美しく魅力的なキャロルから目を離すことができなかった。キャロルもその視線に気づいた。そのままキャロルの応対をするテレーズはプレゼントを一緒に選び、イブまでに届くように手配をした。その際キャロルが手袋を忘れていってしまう。テレーズはすぐに手袋を自宅へと郵送した。するとキャロルから百貨店に電話がかかってくる。
御礼にとランチに誘われたテレーズは、翌日、キャロルに指定されたレストランで初めて話をして向きあう。愛のない打算的な結婚生活を送っていたキャロルは離婚することが決まっているという。その週末、郊外のニュージャージーにあるキャロルの屋敷に招待され楽しい時間を過ごしていると、突然別居中の夫ハージ(カイル・チャンドラー)が帰宅する。クリスマスイブにリンディを迎えに来るはずたったのが日程を早めて来たのだ。

米国ではすでに公開されていて、「本年度アカデミー賞最有力」や「傑作」「愛の名作」など賛辞の言葉が並べられています。

ストーリーについては公開前ということもあり、伏せておいて個人的な映画の見所を書いてみたいと思います。

まず1つ目はカメラワークがいいので注目して欲しいです。

キャロルが車の中からテレーズを目で追いかけるシーンがあるのですが、少しの時間も無駄にせずに目に映しておきたい、というキャロルの気持ちがすごく伝わってきました。

他にも第三者視点のようで、定点カメラのようにどことなく自分自身が映画のシーンの一部になったかのようにも思えるシーンもありました。

そして、主演2人の演技が素晴らしかったです。
映画のコメントにも寄せられていますが、本当に演技が良かったです。

悲しい過去と現実を背負う女性・キャロルとキャロルに出会い、変わっていく女性・テレーズ。
この2人の映画で見せる美しさは本当に良かったです。

表現された美しさがシーンと同化して、芸術的にも見えるシーンもありました。
キャラクターが背負う過去や現在の気持ちや状況を踏まえての言葉だったり、振る舞いが繊細に描かれているのはすごく伝わってきました。

自分は映画のあらすじを観ずに、映画を観たのですが最初は映画の設定などを把握するのに時間がかかったので、より映画の世界に集中してみたいという人はある程度のあらすじや登場人物を知っておいた方がいいかもしれません。

デートや友だちと一緒に観に行くのにもいいかもしれませんが、男性2人などではあまり観る映画ではないかな、と思いました。
主に女性向けの映画だと思いますので、男性の方は女性の方と見に行くことを個人的にはおすすめします。

映画「キャロル」公式サイト

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